ガラス
ガラスを描いてみました。
メモ:
1.ラフスケッチからペンいれ
ラフスケッチ(粗芯)
1.1.ペンいれ
今回は角ばった形状なので直線ツール使用してペン入れをしました。
2.色塗り
2.1.背景
上から下に向かってグラデーションをかけます。今回は人力グラデーションでしたが、今回のように単純な背景であれば、グラデーションツールを利用しても良かったかもしれません(今度試してみます)。
ついでに土台をガシガシと描きます。
参考写真はライトが下から当たっているような感じだったので、レイヤ設定を「加算(発光)」にして「白色->透明色(楕円:キャンバスやや下側を中心)」のグラデーションをかけました。
2.2.クリッピングレイヤ・フォルダ作成
「ワンドでガラスの面を選択->1px広げる->白く塗りつぶす」という作業を、ガラスのすべての面に対して個別に行います(便宜上、これを白塗レイヤとします)。
クリッピングフォルダを白塗レイヤの数だけ作成します。その際、白塗レイヤを参照レイヤにします。
そして、クリッピングフォルダ内にレイヤを新規で作成(一枚目)し、不透明水彩でグラデーションをかけながら着色します(薄めの色)(※光の屈折で見える土台やライトの明度の違いを意識してみました)。
その後、またクリッピングフォルダ内にレイヤを新規で作成(二枚目)し、先ほどよりも濃い色で(1)境界付近(2)色の濃い部分を塗ります。
最後に、クリッピングフォルダ内にレイヤを新規で作成(三枚目)し、白塗りしてある部分を適当に塗ります(背景からスポイトで色を拾いながら塗っていきます)。
2.3.覆い焼きカラー(全体をなじませる)
最上層にレイヤを新規で作成し、バケツツールを使って塗りつぶします。そして、レイヤのタイプを覆い焼きカラーにした後、レイヤの不透明度を調整します。こうすると、全体がなじむ気がします。
2.4.光
新規レイヤ(加算(発光))を作成し、「グラデーション(楕円)」「白->透明色」でグラデーションをかけます。レイヤの不透明度を調節します。
※今回は太陽光(上)とガラスから出てくる屈折光(オブジェクト下)を加えてみました。
2.5.調整
土台:レイヤの複製で色の濃さを調節、フィルタレイヤ(色相・彩度・明度)で色味調整、素材を重ねて質感の調整
以上